No.35への返信

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ありがとうございました

はじめまして
私は中部地方在住の会社員で、口唇口蓋裂の生後5ヶ月の息子を持つ父親です。

息子は先月、唇裂の手術を受けたばかりですが、来年受ける口蓋の手術が上あごの成長に影響があると聞いて将来受け口になる原因の一つにならないか心配になり、調べていました。

たまたまこのホームページにたどりつきましたが、「口蓋裂の治療および口蓋裂の手術」の記述が参考になりましたので一言お礼をお伝えしたいと思い投稿しました。

参考になった点はファーロー法がプッシュバック法に比べ一律に優れている訳ではないという点です。他のホームページではファーロー法が良いみたいに書かれていたり比較評価についてあいまいでしたが、学会からの情報など素人にも分かりやすい説明がありすっきりしました。

息子の口蓋の広さを確認して、主治医の方と良く話し納得した方法で手術を受けさせたいと思います。

ありがとうございました。

[35] ケンの父親 (2009/05/31 Sun 20:15)


Re: ありがとうございました

このホームページがお役にたてて何よりです。
口蓋裂関係で詳しいホームページをかかれている場合、ほとんどがファーロー法礼賛のものばかりです。私はファーロー法を決して否定するわけではなく、軟口蓋裂などでときに施行しますが、万能ではありません。左右がよりにくい場合は歯ぐきの後ろ部分をプッシュバック法より広範囲に剥離する必要があり、それが上あごの成長にマイナスにならない保証が見いだせません。最近はプッシュバックをメインでしている先生も骨膜を剥がさなかったり、手つかずの部分を増やしたりと工夫されているようです。
また受け口は単純に手術方法だけでなく、裂によっては組織欠損を伴っていることもあり、この場合は致し方ない場合もあります。たとえば前から2番目の歯が欠損し、その部分の歯ぐきも欠損していることが結構あります。その場合歯ぐきの周径は下よりどうしても上の方が狭くなり結果として受け口になったりします。
 ただその場合も矯正でかなり改善すると思います。しっかり主治医に聞かれるのがよいでしょう。

[36] 木村 (2009/06/01 Mon 22:25)