No.283への返信

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口蓋裂の哺乳についてと中耳炎について教えてください

現在2ヶ月の子供で、軟口蓋裂のみです。
哺乳について伺いたいです。
産院では、入院中に哺乳びんは口蓋裂用の長い乳首のものを使い、母乳を吸わせることは普通の子と同じようにトライするように指導されました。結果、入院中には直接母乳を吸えるようにはならず、少し吸ってもチュパチュパ音を立てるので、吸えてないと思うと形成の医師からは言われました。
そもそも、おっぱいの形に近い普通の哺乳びんでは吸えないのに、母乳が飲めるようになるとは思えなかったのですが、軟口蓋裂のみの場合、普通に母乳が吸えるようになることもあるのでしょうか?
今は混合授乳で、直接母乳吸わせるトライはせずに、搾乳して、口蓋裂用の哺乳びんで飲ませてますが、もし、普通に母乳が飲める可能性があるなら、まだ反射があるうちに、もう一度トライした方が良いかと迷ってます。
搾乳し続けるのも体力的に限界にきていて。
また、母乳が中耳炎になりにくくさせるというのは、完全母乳でないと無理な話でしょうか?母乳よりミルクの方が量が多い場合は、中耳炎を抑える効果はあまりないでしょうか?
産院の中の耳鼻科医からは2ヶ月になった日の診察で、鼓膜が濁ってるかも、とだけ言われ、曖昧な診察で、次の診察は6ヶ月の時までありません。まだ中耳炎ではないから次の診察はかなり先なのか?鼓膜が濁ってるとはどういうことなのか、もしわかりましたら教えていただきたいです。

[283] ふーちゃんママ (2017/07/09 Sun 01:51)


Re: 口蓋裂の哺乳についてと中耳炎について

お返事おそうなりすみません
メールありがとうございました。

口蓋裂用長い乳首を見ると直接母乳できるか不安になりますよね。
哺乳時、哺乳瓶の乳首は潰れるだけでのびたりはしませんが、乳房は柔らかく赤ちゃんの口に合った形にのびたり変化しますので、縦抱きでしっかり深くくわえさせれば飲ませることも可能かもしれません。
また張ってカチカチの乳房では赤ちゃんがくわえにくいので少し搾乳し柔らかくなった状態でくわえさせてみると深くくわえやすいと思います。

母乳で中耳炎になりにくくなるという論文も発表されていますがどれくらい優位なのかはよく分かりません。
口蓋裂のあるお子さんは耳と鼻をつなぐ管(耳管)の筋肉が上手に動きにくいため滲出性中耳炎を起こすことが多いです。
滲出性中耳炎は感染症ではないので母乳の免疫が有利に働くということは考えにくいです。
すぐにできる大事なことは、縦抱きで授乳すること、吐き戻し予防にゲップをさせることだと思います。

また鼓膜が濁っているかもということは今すぐ治療が必要という状態ではないが、中耳炎が否定しきれないということだと思います。
この度の状態は4ヶ月くらい間があいても大きく変化はないだろうという判断だったのかもしれません。
しかし、鼻水、風邪、発熱などの体調不良があれば耳に影響が出ることがあるかもしれません。
不安なことがあれば予約を早めることができるか相談してみてはいかがでしょう。

母乳は免疫など良い成分が多く含まれているので飲ませてあげたいという気持ちもわかります。
哺乳以外にもお世話の多いこの時期、搾乳は体力・時間共に大変です。
母乳でもミルクでも飲める方法でしっかり大きく育ててあげたらいいと思います。
育児は始まったばかりです。あまり無理されないように育児が楽しめるといいですね。

[285] 歯科外来 (2017/07/12 Wed 13:16)


Re^2:

詳しく教えてくださり、本当にありがとうございます!
口蓋裂の子がかかりやすい中耳炎は感染症ではないのですね、中耳炎にならないために、何がなんでも母乳で免疫をつけなきゃならないと思ってたので、少し肩の荷がおりました。
母乳を縦抱きではやってなかったので、縦抱きでトライしてみます。
これは哺乳びんで飲ませる時も縦抱きの方が鼻や耳などに良いのでしょうか?それとも、縦抱きは乳房をくわえやすいということでしょうか?
中耳炎が否定しきれないけど4ヵ月くらいは変化ないかもとのこと、よくわかりました。何か不調がありそうだったら早めに耳鼻科受診してみます。
子供が大きく育つことが重要ですね。産院でもそうですが、家族も含め周りから母乳母乳と言われ、疲れてしまってました。
お返事読んで、育児を楽しめるように、母乳、搾乳もできる範囲で、頑張れば良いかなと思えてきました。
親切丁寧に、本当にありがとうございます!

[286] ふーちゃんママ (2017/07/15 Sat 00:18)