Re: ありがとうございました

このホームページがお役にたてて何よりです。
口蓋裂関係で詳しいホームページをかかれている場合、ほとんどがファーロー法礼賛のものばかりです。私はファーロー法を決して否定するわけではなく、軟口蓋裂などでときに施行しますが、万能ではありません。左右がよりにくい場合は歯ぐきの後ろ部分をプッシュバック法より広範囲に剥離する必要があり、それが上あごの成長にマイナスにならない保証が見いだせません。最近はプッシュバックをメインでしている先生も骨膜を剥がさなかったり、手つかずの部分を増やしたりと工夫されているようです。
また受け口は単純に手術方法だけでなく、裂によっては組織欠損を伴っていることもあり、この場合は致し方ない場合もあります。たとえば前から2番目の歯が欠損し、その部分の歯ぐきも欠損していることが結構あります。その場合歯ぐきの周径は下よりどうしても上の方が狭くなり結果として受け口になったりします。
 ただその場合も矯正でかなり改善すると思います。しっかり主治医に聞かれるのがよいでしょう。

[36] 木村 (2009/06/01 Mon 22:25)

[35] ありがとうございました ケンの父親 2009/05/31 Sun 20:15reply
┗[36] Re: ありがとうございました 木村 2009/06/01 Mon 22:25