ご出産おめでとうございます。
今で生後1ヶ月前後ということですね。
実際に状況をみているわけではないのであくまで推測での意見ですが
息を吸い込むとき肺が膨らんだ分の空気が気管を上から下へ流れ込みます。その際気道が狭いと肺がふくらんでもすぐに空気が入り込まないため、鎖骨のあいだあたりがぺちゃっとひっついたりすることがあります。
そうなる原因として
@下あごが小さくそのため舌がうしろにさがっていると舌とのどの後ろの壁との間が狭くなり上記の症状がでます(ピエールロバン症候群などでおきることあり)
A気管のまわりの軟骨が柔らかくふにゃふにゃしていると上記の症状がでることがあります。(喉頭軟化症)
鎖骨間がへこむ場合は本人にとっては若干呼吸がしにくい状況を示しています。その際は仰向けで寝させていると呼吸がしにくい状況が続きますので、少し横向けたりしたほうがいいかもしれません。
形の上では問題なくても、のどの後ろにごろごろと分泌物などがたまっても同じ状況がおきるかもしれません。
ふだんは問題なくても風邪引きの時だけなることもあります。
喉頭軟化症などは月齢があがると改善していきます。
とりあえず上記のことがあてはまりそうなら新生児科、小児科、耳鼻科などの先生に喉頭付近の精査をしてもらうのがいいでしょう。
[112] 形成外科 木村得尚 (2011/01/17 Mon 19:02)