スピーチエイドは軟口蓋をもちあげるだけの装置に過ぎません。一般的にはそれをつけて風邪をひきやすくなるということはありません。実際現時点ではメールの文面からするとまだ軟口蓋はアデノイドに接するところまで挙上していない感じですので、因果関係はほとんどないでしょう。
私が医師になった頃は風邪をひいて手術が延期になるこどもさんは主に11月〜12月頃だけだったのが、最近は季節関係なく春も夏も風邪ひきさんで手術がよく延期になります。もちろん昔から夏には夏の風邪があるのですが、それでも昔に比べ風邪の季節感がはっきりしなくなったように思います。
これからスピーチエイドがまだ後ろへのびていく場合、ときどき軟口蓋の口蓋垂の少し前あたりにエイドがあたって潰瘍が出来ることがありますのでたまに親御さんもチェックしてあげてください。
[67] 木村 (2009/08/08 Sat 13:06)