メンバーの多くが口蓋裂学会に参加していたため返事が遅れて申し訳わりません。
フッ素治療、歯磨き指導であれば近隣の小児歯科さんでも対応は可能と思われます。
裂に隣接する歯がむし歯になったり斜めに生えて裂の向かい側の歯ぐきに刺さったりする場合は顎裂患者さんを日常的に見ている施設にかかって相談するのがいいでしょう。
乳歯は基本的に数年で抜けますので究極の目標は健康的な永久歯を審美的に、機能的に良好な状態で配列することだと思いますので、
こちらは顎裂口蓋裂の治療経験豊富な矯正歯科にフォローしてもらうのがいいと思われます。
我々研究会では耳鼻科・(小児)歯科・矯正歯科・言語訓練施設など近隣でしっかり治療できる施設があるなら、そちらで治療してもらって問題ありません。そのためいろいろな施設で治療した経過内容を記載していただくための連絡帳を作成しています。
転院を考えておられること、当院歯科に受診されること、全然問題ありませんが、かなり遠方から来られるような場合は近隣の信頼できる施設を紹介させていただく可能性がありますのでご了承ください。
[255] 形成外科 木村得尚 (2016/05/28 Sat 13:50)