Re: 口蓋裂の哺乳についてと中耳炎について

お返事おそうなりすみません
メールありがとうございました。

口蓋裂用長い乳首を見ると直接母乳できるか不安になりますよね。
哺乳時、哺乳瓶の乳首は潰れるだけでのびたりはしませんが、乳房は柔らかく赤ちゃんの口に合った形にのびたり変化しますので、縦抱きでしっかり深くくわえさせれば飲ませることも可能かもしれません。
また張ってカチカチの乳房では赤ちゃんがくわえにくいので少し搾乳し柔らかくなった状態でくわえさせてみると深くくわえやすいと思います。

母乳で中耳炎になりにくくなるという論文も発表されていますがどれくらい優位なのかはよく分かりません。
口蓋裂のあるお子さんは耳と鼻をつなぐ管(耳管)の筋肉が上手に動きにくいため滲出性中耳炎を起こすことが多いです。
滲出性中耳炎は感染症ではないので母乳の免疫が有利に働くということは考えにくいです。
すぐにできる大事なことは、縦抱きで授乳すること、吐き戻し予防にゲップをさせることだと思います。

また鼓膜が濁っているかもということは今すぐ治療が必要という状態ではないが、中耳炎が否定しきれないということだと思います。
この度の状態は4ヶ月くらい間があいても大きく変化はないだろうという判断だったのかもしれません。
しかし、鼻水、風邪、発熱などの体調不良があれば耳に影響が出ることがあるかもしれません。
不安なことがあれば予約を早めることができるか相談してみてはいかがでしょう。

母乳は免疫など良い成分が多く含まれているので飲ませてあげたいという気持ちもわかります。
哺乳以外にもお世話の多いこの時期、搾乳は体力・時間共に大変です。
母乳でもミルクでも飲める方法でしっかり大きく育ててあげたらいいと思います。
育児は始まったばかりです。あまり無理されないように育児が楽しめるといいですね。

[285] 歯科外来 (2017/07/12 Wed 13:16)

[283] 口蓋裂の哺乳についてと中耳炎について教えてください ふーちゃんママ 2017/07/09 Sun 01:51reply
┗[285] Re: 口蓋裂の哺乳についてと中耳炎について 歯科外来 2017/07/12 Wed 13:16
┗[286] Re^2: ふーちゃんママ 2017/07/15 Sat 00:18